セ・リーグのDH制導入について
セ・リーグでも2027年シーズンからのDH制導入が決まりました。
投手が打席に立つことで生まれる、投手が稀に打つという意外性、自分で自分を援護するというドラマ性(大谷は別格ですが)、投手のバントで試合の流れができてくるとか、投手が打つホームランの意外性、面白さなどが失われる面はある。
ただ、8番バッターが敬遠されてピッチャーが打てず、チャンスがつぶれるというよくあるもったいない場面は野球の面白さを失わせているという面はあるかも。ピッチャーの打順が回ってくるから、まだ投げられそうなピッチャーが交代してしまうというのも、微妙だし。
パ・リーグとセ・リーグで野球が違うとかわりとよく言われるけど、リリーフがセ・リーグのほうがちょっと強めだったり、パ・リーグで優秀な先発ピッチャーが生まれがちとか。こういうのにもDH制は多少寄与しているといわれるね。
交流戦やってみると、パ・リーグがセ・リーグに勝ち越してることが圧倒的に多いし、日本シリーズとかでも、パ・リーグの勝利のほうが近年は多め。
試合に出ることのできる選手が増えること、守備が得意でなかったり、ポジションがかぶっている選手にも出場機会が生まれるという点など、良いところは多い。世界の野球がDH制が多い点を考えても、DH制のほうが世のトレンドなんだろう。
セ・リーグの細やかな野球も面白いとは思うけども、いち野球ファンとしては、反対する理由は特にないかなというのが私の感想。つまんない感想だけど、野球も時代に合わせて変わっていくのも良いのかなと。
(Visited 18 times, 1 visits today)
