読んだ本の紹介-異端者たちの挑戦
ちょっと出張で電車乗ったりとかが多くて読書が進んだので記録を残しとく。
今回は「異端者たちの挑戦 トヨタ発ベンチャー企業第一号苦闘の軌跡」安部賛 著
トヨタ自動車の研究部隊から分離した会社の挑戦の記録。安部さんという方が書いた時点では社長らしい。
真球シリカ粒子を実験の中で偶然見つけて、それが他の方法では製造できないことがわかって、半導体のパッケージ用素材に使用される独占材料に育っていくという夢のある話。
独占になると生じる責任とか特許の重要性だとか、親会社との関係性だとか、ちょっと今の自分にはどうでもいいやんみたいに感じることも多く書いてあった。
どうでもいいやんというのは、面倒くさいという意味で、会社にいるとよくそういう横やりというか、スピードを緩めさせられる部分の重要性が書いてあるなと。
どこの会社でも同じなのかもなと思ったり。
アドマファインと呼ばれる微粒子を情熱で大きなものにもっていった、著者の情熱が伝わってきて、仕事のやる気が上がる良書だと思う
僕はこういう熱い本が好きだな。読んでて熱くなる。仕事のモチベーションを保つために、こういう本は定期的に読まないといけないわ。
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